こんにちは!
シーナリーハウス/テクニカルの森田です。
皆さん、家づくりにおいて高気密高断熱住宅という言葉をよく聞くことが多いと思います。
高気密高断熱住宅とは外気温の影響を室内に伝えないようにし、建物内の隙間が限りなく少なく室内の快適な空気を外に逃さない快適な住環境を提供する住宅のことです。
シーナリーハウスでは高気密高断熱を標準とした仕様で家づくりをさせていただいています。
高気密高断熱住宅といっても、断熱性能と気密性どちらも担保されていなければ成立しません。
優れた断熱材を使用し断熱性能を確保しても気密性が高くないと建物内の快適な空気が外気に出てしまいます。反対にいくら気密がよくても断熱材による快適な環境が形成されていなければ気密の意味がありません。
この住宅を成立させるためにも断熱材による高い断熱性能と外気の流入を止める気流止めの確保が必要となります。
この気流止めをすることで壁内に侵入する水蒸気がかなり減り、断熱材の性能が発揮されます。
そこで今回は気流止めを担保するための気密層についてお話できればと思います。
気密層とは空気の出入りをとめるための連続した層です。断熱材の性能を発揮させるとともに壁内結露によるカビ、腐朽も防ぎます。
工務店さんによってそれぞれ気密層の考え方が違いまして、それは使用する断熱材によって異なってきます。
シーナリーハウスでは断熱材を壁内に吹き込んでいくセルロースファイバーを使用することが多いですのでそれに即した気密層について説明させていただければと思います。
セルロースファイバーは新聞紙などを再利用した木質繊維の断熱材で防音、調湿効果に優れています。
主に気密層の形成には床面、外壁面、屋根面の3つの気密層を連続させ気密性を確保します。
まず床面についてですがこの面のみボード状のカネライトという断熱材を使用しています。
建物の土台、大引き間にカネライトを敷き詰め木材と断熱材の間から外気の流入を防ぐため気密テープという粘着力のあるテープで隙間をふさぎます。その上に床合板を敷いていきます。
この面が床面の気密層になります。
↓

次に外壁面です。
外壁面は構造用の柱に構造用面材という耐力を持つ面材を外壁面周りすべてに施工していきます。
施工の際は面材同士がつながる箇所を大工さんが空気が入らないよう丁寧に気密テープでふさぎ、気密処理を行っています。また土台と構造用面材が接合する部分も気密テープを隙間なく貼り、気密層を担保しています。
外壁面においてはこの施工方法によって気密層を確保しています。
↓

最後に屋根面です。
屋根面での気密層の確保には防湿気密シートを使用しています。構造用の躯体であるのぼり梁に防湿気密シートを施工しその上に垂木を施工します。
この面が気密層として機能し断熱材のセルロースを受ける面にもなります。
↓

それぞれの気密層を成立、連続させるため大工さんとのコミュニケーションまたは指導も都度必要になっていきます。
気密テープの張り方やシーナリーハウスの気密の考え方など大工さん以外の携わる職人さんにも理解してもらう勉強会も開催していきたいと思っています!
今後もシーナリーハウスの性能について現段階よりさらに向上させていきますので楽しみにしていただければと思います。
本日のブログは以上になります。




