シーナリーハウス



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2023.4.8

「空へつながる家」より その2

「空へつながる家」より その2

皆様こんにちわ。テクニカルの樋口です。

 

今週も各物件の5S活動、そして現場廻りと打合せに行って参りました。

こちらは別府大観山の現場で在来浴室工事を左官屋さんに進めて頂いています。

 

一番最初の基礎工事でコンクリートで大まかに形を形成していました。それから、表面の粗い部分を整え、防水層を作り、防水検査を行いました。そして水漏れが無いことを確認してから仕上げの浴槽の形を形成していきます。図面には表らわれない所を現場でどう気づき、解決していくかが私の仕事です。職人さんと話し合いながら、墨出し(寸法や位置の入れ込み)にて最後の仕上がりまで想定することが出来ました。

 

浴槽は水上と水下があります。水がキチンと排水できるように排水口まで勾配を作らなければなりません。この高い所と低い所を水上と水下と言い、意図的に私たちは作っています。職人さんから「図面のこの寸法はどちらの寸法を差していますか?」と質問があり、廻りの取り合いを確認して水上でこの寸法を取ってください。というやりとりがありました。こんなやりとりが様々ありますがとても重要です。この返事を曖昧にすると綺麗にタイルや水栓がおさまらない事や、水のオーバーフローに対しての高さが足りなくなってくるという事もあります。この時間をキチンととっていれば施工スピードやミスが全然違います。細かい所まで気づいて下さる職人さんは本当に感謝です。これからどんどん進めて頂きます。

 

 

では本日のブログの本題ですが、4月8日㈯より見学会開催中の「空につながる家」より投稿させて頂きます。

雨上がりで土もぬかるみ、まさに泥臭く最後の最後まで調整していきました(笑)

 

先週は鹿児島からプロカメラマンの方からチーフデザイナーの幸野さんも来られてスタッフ全員と社長と一緒に現場指導など行っておりました。設計者がどんなセオリーで枠や扉を設計しているのか?社内チェックはどの部分までやっているのか?予算がかからない所でスタッフがどんな努力をしたのか?皆で意見交換をさせて頂きました。本当に貴重な時間でした。

 

こちらの住宅建築の中で、また今日も一つ魅力的なポイントを一つご紹介したいと思います。

こちらの美しい格子ラインの障子を開けると

大きな一枚物の窓ガラスが出てきました。こちらはLIXILさんのLWスライディングドアという商品です。ドアなのでこちらは

このように横にドアがスライドし、窓全て大開口になります。こちらは寝室の窓になるんですが、こんな贅沢な時間と場所を、毎日気持ちよく感じとれるのが、大開口の魅力でもあります。

 

通常の大きな窓となると、引き違い窓などになるんですが、どうしてもサッシの枠が真ん中に来てしまうことが多いです。

引き違い窓は硝子面は大きいですが、2枚建てなので開口の真ん中に縦枠が入っているので景色を観たいのに何か気になりますね。LWドアはこの真ん中の縦枠を除き、1枚物というだけでなく横にスライドして壁の中に入っていくので窓サッシの存在なく、広く感じれる商品になっております。

 

このような魅力あるポイントが沢山ある「空へつながる家」は4月16日㈰まで見学会を行っております。だんだん予約枠も少なくなってきましたが、お時間帯によっては空いておりますので、是非ご見学下さいませ。

https://www.sceneryhouse.jp/wphouse/kengaku/

では本日のブログはこれにて失礼させて頂きます。