シーナリーハウス



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2023.4.23

「空へつながる家」より その3

「空へつながる家」より その3

皆さんこんにちわ!テクニカルの樋口です。

 

今週は4/16日㈰まで見学会を開催させて頂いておりました「空へつながる家」のお引き渡しをさせて頂きました。

お施主様のご協力のもと、完成見学会では大変多くのお客様にご来場頂く事が出来ました。造作家具やソファー、建具や空間の作り込み、オリジナルの犬小屋まで、これからシーナリーハウスで建築の予定やご検討のお客様への多くの参考事例となる事が出来ました。お施主様には大変に感謝です。ありがとうございました。

 

一つ一つのお部屋や造り込みにも写真には写らないストーリーがあり、そのお話を一つご紹介させて頂こうと思います。

こちらは寝室です。寝室に当初この上部の棚は設けてありませんでした。エアコンを格子ガラリで隠す設えの造作でしたが、社内スタッフやお客様との検討の結果、「格子デザインだけでも格好良いが、せっかくなら本などを置けるような棚が欲しい」というお話になり、吊り戸棚と格子ガラリを兼用したデザインになりました。

 

 

弊社ではいくつも社内検討のタイミングがあり、その結果、善いと思われるものはお客様へご提案させて頂く事がございます。

 

着工前の図面段階での社内検討会→上棟し、構造躯体や金物に問題ないかなど、第三者機関も参加しての検討チェック→大工による木工事完了時のチェックと納まりの確認→全ての工事(仕上げと清掃)が終わる付近の社内チェック→それから全行程が終わった完了時に社内スタッフと社長、チーフデザイナーの幸野さんによるチェック→そして最後にお施主様のチェックを実施しております。

 

シーナリーハウスではお客様のご要望をお聞きするだけでなく、社内スタッフで数度の検討会や意見交換会とチェックを行っていますので、その際に気になった所や改善点などが出てきたらお客様へご提案、ご検討をさせて頂いております。

 

各建物ごとに住まわれるご家族と家も違います。毎回考慮すべきことも違うので、時間や労力も取られます。その中で好みや美しさ、使いやすさなどを考え、常にその家の最善の設計と現場を考えるよう心がけております。大変ですがそれがシーナリーハウスの仕事の醍醐味だと思っています。お施主様とお家の事を共有し合って、善い家づくりを目指しておりますので様々なご意見ご希望もございましたら是非お待ちしております。

 

では本日のブログはこれにて失礼させて頂きます。