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2023.4.29

別府大観山の現場より その2

別府大観山の現場より その2

皆様こんにちわ!テクニカルの樋口です。

 

この時期には珍しく雨が降ったり止んだりでしたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?現場では外壁工事に影響が出ていましたが、日を選んでなんとか工事も進めてもらっています。

 

本日は別府大観山の「三世帯がつながる家」より掲載させて頂きます。

外壁は昨年のブログでも紹介させて頂いています、薩摩焼杉です。鹿児島から取り寄せている貴重な材料な為、現場では焼杉の切れっぱしなど、ロスを出来るだけ少なく出来るよう近いサイズや大きさでまとめて、利用できるようにしています。

サイズは3メートルの板になります。平屋だと、どうしても使う壁のサイズが2m50㎝程度になります。この残りの50㎝程度ですが、窓下や建具の上部など、小さい板材が入る所がありますので、上手く場所を選びながら利用し、コストと無駄を出来るだけださないような環境の意識も持ちながらも施工して頂いています。

さて、こちらは内部の工事です。

高千穂シラスさんの中霧島壁の施工を行っております。中霧島壁は、消臭・調湿機能、空気清浄化作用などの特徴を持つ左官仕上げの内装材です。塗り方は、フラットからランダム仕上げまで、様々な表現が可能ですが、今回はショーホームと同じフラット仕上げを採用しました。フラットな仕上りを作るのに、中の骨材の大きさを考えたり、傷が付いた時に下地が見えない厚みにするなど、左官屋さんのアドバイスも頂きながら施工をすすめています。

 

こちらは、左官さんの壁塗り用の道具になります。

これだけの種類のコテを利用して作業をされています。厚め鉄板のコテでしっかり材料を壁に定着させ、薄め鉄板のコテでタワミを利用して綺麗なフラット壁に仕上げます。小さいコテは細かい壁の隙間に利用し、三角のコテは壁の隅に利用するようです。道具の使い方から材料の配合や塗り方まで、職人さん達から学ぶ事は多いです。

 

良い仕上がり、良い現場になりよう今週も手間暇かけて施工しています。また材料や現場の事も様々ご紹介させて頂きたいと思います。

 

それでは本日のブログはこれにて失礼致します。