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シーナリーハウスの空間整理術(2)庇

シーナリーハウスの空間整理術(2)庇

 

 

皆様こんにちわ!!

 

 

九州の方では台風が上陸しそうですね。ご自宅の台風対策などは大丈夫でしょうか?

 

本日は、現在建築中の現場にて台風対策として、外部廻り、ゴミ箱、設置物、養生などスタッフ総出で、全現場の確認に行きました。お引き渡し済のお施主様に関しても、台風被害などで影響ございましたら、弊社にご連絡下さいませ。

 

 

 

さて、今回ご紹介しますのは山香にて建設中の2世帯住宅のご自宅を紹介させて頂きます。

 

 

こちらも2階建てですが、低重心にする為に天井高の調整と屋根勾配も浅くして、出来るだけ低く、安定感を感じる設計の住宅になっております。

 

 

 

 

そして、屋根上には…

 

 

 

煙突が!!

 

 

 

 

こちらのご自宅では、薪ストーブを設置させていただく予定になっています。

 

炎を囲んで家族団欒で冬を過ごせるなんて、とても贅沢な気分になりそうです。

 

 

 

それでは本題です。

 

 

 

今回の物件ですが、玄関庇を設置予定になっています。

 

およそ幅3m×奥行1.2mのサイズの庇です。

 

本来これだけ羽出させようと思ったら、柱を設置します。

 

ですが正面からみると大きな壁に対し、弊社らしく何かエッジを効いたい所です。

 

そこで弊社らしい作りといえば、やはりスッキリです。

 

柱を無くしたい。デザイン的や強度から設置した方が良い時もありますが、今回は無い方がスタイリッシュで大壁にアクセントになります。

 

ではどうやって柱を無くし、宙に浮かせるか?

 

今回はスチール(鉄骨)で骨組みして構造体に直接繋ぎ込する計画にしました。

 

 

棟梁・鉄骨業者と何度も打合せし、木の収縮なども考え、スチール(鉄骨)をコーチスクリュー(大型強化ネジ)とボルトの挟み込みで多重固定での耐久力と強度を出しました。

 

台風などの下からの吹上の補強、鉄骨自体の重さを出来るだけ軽くできるように必要なだけの軸組。

 

これから大工さんの板張りと屋根屋さんの雨仕舞、板金張りです。

 

こちらも仕上がりが楽しみです。

 

 

スチール(鉄骨)は木とは違い加工に時間とお金もかかりますが、大胆な納まりも実現可能にします。

 

 

スチール階段なんかもおすすめです。

 

 

 

 

いつか庇や階段だけではなく、テーブルやキッチンなど、いろんなものを宙に浮かせる日が来ることでしょう(笑)

 

最近はTVボードやトイレも浮いている事ですし…

 

弊社、自由設計にてお客様からの素敵なご提案もお待ちしておりますm(__)m

 

ではまたブログ書きます。